朝、目が覚めた瞬間に「今日は動けるだろうか」と考える生活が長く続くと、社会の“普通”がどんどん遠くなる。

障害×仕事×お金×生存

「朝7時に起きて通勤して、毎日同じように働く」

それが難しいだけで、自分が壊れた人間のように感じてしまうことがある。

でも、実際に生活してみると、問題は“能力”より“相性”だったりする。

自分は長い間、「根性が足りない」「努力不足だ」と思っていた。でも、就労継続支援A型で働きながら気づいたのは、「合わない働き方を続けると、人は簡単に壊れる」という現実だった。

今回は、「普通の働き方ができない人間は終わりなのか?」というテーマについて、自分の経験を交えながら書いてみたい。

「普通に働けない=人生終了」だと思っていた

自分は、かなり長い間この考えに縛られていた。

世の中では、

  • 正社員
  • フルタイム
  • 朝型生活
  • 安定収入

このあたりが“まともな人生”として扱われやすい。

逆に、

  • 昼夜逆転
  • 体調が不安定
  • 長時間労働が無理
  • 人混みで消耗する

こういう状態になると、一気に“脱落感”が出る。

自分も、「みんな普通にできてるのに、なんで自分はできないんだ」と何年も苦しんだ。

特に苦しかったのは、“努力しても改善しない”ことだった。

気合いで早起きしようとしても崩れる。

無理して働くと悪化する。

回復したと思っても、また落ちる。

この繰り返しだった。

「能力不足」ではなく「耐久戦」が向いていなかった

今振り返ると、自分は“耐久戦”が苦手だった。

毎日同じ時間に起きる。

満員電車に乗る。

人間関係に気を遣い続ける。

体調が悪くても出勤する。

こういう「継続型の消耗戦」に極端に弱かった。

でも昔は、それを認めるのが怖かった。

認めた瞬間、「社会不適合者」になる気がしたからだ。

だから無理を続けた。

結果、悪化した。

ここは、検索でもかなりニーズがある部分だと思う。

実際、

  • 「働き続けられない」
  • 「毎日出勤できない」
  • 「仕事 長続きしない」
  • 「普通に働けない」

こういう検索はかなり多い。

でもネットでは、「甘え」「努力不足」で片付けられることも多い。

現実は、もっと複雑だ。

A型で見えた「世の中には色んな壊れ方がある」という事実

就労継続支援A型に通って感じたのは、「社会でうまくいかなかった人」は想像以上に多いということだった。

しかも、理由が単純ではない。

  • 真面目すぎて壊れた人
  • 人に合わせすぎて消耗した人
  • ブラック企業でメンタルを崩した人
  • 発達特性に気づかず苦しんだ人
  • 家庭環境で削られ続けた人

「努力しなかった人」というより、“無理な戦場で戦い続けた人”が多かった。

ここは、実際に入ってみないと見えなかった部分だと思う。

外から見ると、「A型=軽作業」のイメージしかないかもしれない。

でも現実には、“壊れたあとに何とか生き残ろうとしている人たち”がいた。

そして自分自身も、その一人だった。

「普通」を諦めたら、少しラクになった

ある時期から、自分は「普通の人生」を目指しすぎるのをやめた。

もちろん、お金は必要だ。

生活も不安定だ。

将来も怖い。

でも、「普通のレールに戻らなきゃ」という考えだけは、自分をかなり追い詰めていた。

そこで考え方を変えた。

「無理な戦い方をやめる」

これを意識するようになった。

朝が弱いなら、朝型前提の働き方だけに固執しない。

消耗しやすいなら、人間関係が重い環境を避ける。

体調が乱れるなら、回復不能になる前に止まる。

すると、「完全に詰み」だと思っていた状況でも、少しずつ呼吸できるようになった。

小さく生き延びる戦略は、意外と大事

ネットでは、「月100万!」みたいな情報が目立つ。

でも、現実には、

  • 月数千円の副収入
  • 通院しながら生活維持
  • 消耗を減らす工夫
  • 生活コストの見直し

こういう“小さい改善”の積み重ねのほうが重要だったりする。

自分も、いきなり人生逆転を狙うと崩れやすい。

だから最近は、

  • ブログを書く
  • 少しずつ記事を積む
  • 無理にバズを狙わない
  • 消えない形で積み上げる

こういう方向に考え方が変わってきた。

派手ではない。

でも、「退場しない」という意味では、かなり大事だと思っている。

「普通に働けない=終わり」ではなかった

昔の自分は、「普通に働けないなら人生終了」と思っていた。

でも現実は、もっと曖昧だった。

たしかに厳しい。

お金の問題もある。

孤独もある。

不安も消えない。

それでも、「合わない戦い方をやめる」だけで、生存率はかなり変わる。

社会には、“普通に見えて無理している人”も大量にいる。

だから、自分だけがおかしいわけではなかった。

最近は、「勝つ」より、「壊れず続ける」のほうが大事なんじゃないかと思っている。

少なくとも、自分にとってはそうだった。

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