障害を抱えていると、
「自分には何もない」
と思うことがあります。
資格がない。
特技がない。
収入も少ない。
仕事も安定していない。
私自身、そんなふうに考えていた時期がありました。
特に働けなかった期間は、自分の欠点ばかりが目につきました。
今回は、障害者が感じやすい「自分には何もない」という感覚について書いてみます。
他人と比べると何もないように見える
自分に何もないと感じるとき、多くの場合は比較が入っています。
同級生は正社員。
資格を持っている。
家族がいる。
収入も高い。
そうした人たちと比べると、自分が小さく見えることがあります。
私も同じでした。
周囲の人と比較しては落ち込んでいました。
しかし比較には終わりがありません。
どんな人でも、自分より上の人を見つけることができます。
障害者は失ったものに目が向きやすい
病気や障害を経験すると、
できなくなったこと
失ったもの
ばかりが目につきます。
以前は働けた。
以前は元気だった。
以前はもっと活動できた。
そう考えてしまうことがあります。
私も過去の自分と比較して苦しくなったことがありました。
しかし、その考え方では今の自分を正しく評価できません。
経験そのものが価値になることもある
若い頃の私は、
価値=資格や収入
だと思っていました。
しかし今は少し違います。
長い闘病生活。
働けなかった経験。
就労継続支援A型で働いた経験。
そうした経験も価値になることがあります。
少なくとも同じ悩みを抱える人にとっては参考になる可能性があります。
強みは自分では気づきにくい
強みという言葉を聞くと、
特別な才能を想像する人もいます。
しかし実際にはそうとは限りません。
継続できること。
人の話を聞けること。
慎重に考えられること。
そうしたことも強みになります。
自分では当たり前だと思っているため、気づきにくいだけかもしれません。
「何もない」状態から始めてもいい
何かを始めるとき、
十分な知識や実績が必要だと思うことがあります。
しかし実際には、多くの人が何もない状態から始めています。
私もブログを始めたとき、特別な実績があったわけではありません。
それでも記事を書き続けることで少しずつ形になっていきました。
最初から何かを持っている必要はありません。
まとめ
障害を抱えていると、
「自分には何もない」
と感じることがあります。
私もそう思っていた時期がありました。
しかし振り返ると、本当に何もなかったわけではありません。
経験もある。
知識もある。
続けてきたこともある。
ただ、自分では見えにくかっただけです。
障害者の生存戦略は、完璧な強みを見つけることではありません。
今持っているものを活かしながら、少しずつ積み上げていくことなのだと思います。


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