子どもの頃から、「努力は裏切らない」と言われてきた。
- 真面目にやれば評価される
- コツコツ続ければ報われる
- 頑張る人は最後に勝つ
自分もかなり長い間、それを信じていた。
だから、調子が悪くなっても「もっと頑張れば何とかなる」と考えていた。
でも現実は違った。
頑張り続けた結果、壊れた。
今回は、「真面目な人ほどメンタルを壊しやすい理由」について、実体験ベースで書いてみたい。
真面目な人は「止まるタイミング」が分からない
自分が一番まずかったのは、「限界まで頑張るのが正しい」と思っていたことだった。
例えば、
- 睡眠が崩れている
- 疲労が抜けない
- 明らかに無理している
- 朝から体が重い
こういう状態でも、「ここで休んだら負けだ」と考えていた。
だから無理を続けた。
結果、さらに悪化した。
今振り返ると、自分には「止まる技術」がなかった。
これはかなり大きかったと思う。
検索すると「真面目な人ほど病む」が大量に出てくる
実際、ネットでは、
- 「真面目な人 うつ」
- 「頑張りすぎる人 特徴」
- 「責任感 強すぎる 生きづらい」
こういう検索がかなり多い。
つまり、「頑張りすぎて壊れる人」は珍しくない。
でも社会では、「頑張ること」は基本的に肯定される。
だから、危険サインが見えにくい。
特に日本は、
- 我慢
- 根性
- 継続
- 忍耐
このあたりを強く評価する空気がある。
もちろん、それ自体が悪いわけではない。
ただ、メンタルや体調が崩れている状態で無理を続けると、普通に壊れる。
自分は「休む=逃げ」だと思っていた
昔の自分は、休むことにかなり罪悪感があった。
特に、
- 学歴
- 周囲の期待
- 「ちゃんとしなきゃ」という意識
この辺が強かった。
だから、「休む」という選択肢を取れなかった。
でも実際には、休めないまま悪化した。
これはかなり危険だった。
しかも厄介なのが、真面目な人ほど「まだいける」と思ってしまうことだ。
限界を超えても動いてしまう。
そして、ある日急に崩れる。
自分もこのパターンだった。
A型で見えた「優しい人ほど削られている」という現実
就労継続支援A型に通って感じたのは、「真面目で優しい人」がかなり多いことだった。
例えば、
- 人に気を遣いすぎる
- 頼まれると断れない
- 空気を読みすぎる
- ミスを引きずる
こういうタイプ。
そして、そういう人ほど消耗していた。
逆に、適度に割り切れる人のほうが長持ちしていることも多かった。
ここはかなり現実的な部分だと思う。
社会では、「いい人」が得するとは限らない。
むしろ、“抱え込みすぎる人”ほど危険だったりする。
「頑張る能力」と「回復する能力」は別だった
昔の自分は、「頑張れること」が強さだと思っていた。
でも最近は、「回復できること」のほうが大事なんじゃないかと思っている。
例えば、
- 無理しすぎない
- 崩れる前に休む
- 調子が悪い日に悪化させない
- 回復時間を削らない
こういうこと。
以前は、「全力を出し続ける」のが正しいと思っていた。
でも、人間は機械ではない。
特にメンタル不調があると、“回復不能になるまで無理する”のが一番危険だった。
「努力不足」ではなく「オーバーヒート」だった
自分は長い間、「努力が足りない」と思っていた。
でも今振り返ると、逆だった。
むしろ“頑張りすぎ”だった。
もちろん、努力そのものは悪くない。
ただ、自分の限界を無視した努力は、長期的にはかなり危険だった。
特に、
- 睡眠不足
- 強いストレス
- 長時間の緊張状態
これが続くと、心身は普通に壊れる。
なのに、自分は「もっと頑張れば突破できる」と思っていた。
「真面目」は長所だけではなかった
真面目なこと自体は悪くない。
でも、「壊れるまで止まれない真面目さ」は危険だった。
実際、自分はそれでかなり遠回りした。
最近は、
- 無理な日は無理と認める
- 全力を常態化しない
- 小さく続ける
- 退場しない
このあたりを重視するようになった。
派手ではない。
でも、長く生き残るには必要な考え方だった。
少なくとも、自分にとってはそうだった。


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