「就労継続支援A型」と検索すると、かなり重い言葉が出てくる。
- 「A型 やばい」
- 「A型 人生終わり」
- 「A型 恥ずかしい」
- 「A型 将来性ない」
実際、自分も最初はかなり抵抗があった。
「そこに行ったら終わりなんじゃないか」
「もう普通の人生には戻れないんじゃないか」
そんな感覚があった。
でも実際に利用してみると、ネットのイメージだけでは分からない現実がかなりあった。
今回は、「就労継続支援A型は人生終了なのか?」というテーマについて、実際に通った側の視点から書いてみたい。
A型に行く前は、「負け組」のイメージを持っていた
正直に言うと、自分も偏見を持っていた。
大学を出て、普通に働くつもりだった。
でも、うつを繰り返し、長期間うまく働けなくなり、最終的には統合失調症と診断された。
そこから、「働ける場所」を探していく中で、A型にたどり着いた。
ただ、その時の気持ちはかなり複雑だった。
「自分はここまで落ちたのか」
そう感じていた。
特に、ネットではA型を否定的に語る人も多い。
だから、利用前はかなり怖かった。
実際は「社会から完全に切れない場所」だった
でも、実際に通ってみると印象は変わった。
もちろん、理想郷ではない。
人間関係もある。
仕事内容が合わないこともある。
給料も高くない。
ただ、自分にとっては、「完全に社会から切れない場所」だった。
長期間、家に閉じこもっていると、
- 昼夜逆転
- 孤独感
- 自己否定
- 社会との断絶感
こういうものが強くなっていく。
A型には、それを少し戻す力があった。
毎日通う。
軽くでも働く。
人と最低限関わる。
これだけでも、かなり違った。
検索では「A型は意味ない」という意見も出る。
でも、少なくとも自分にとっては、“完全停止を防ぐ場所”にはなっていた。
「一般就労だけが正解」という考えで苦しくなっていた
昔の自分は、「普通に働けないなら価値がない」と思っていた。
だから、A型を利用することにも強い抵抗があった。
でも、実際には“無理して一般就労を続けて悪化する人”もかなり多い。
特に、
- 睡眠が不安定
- ストレス耐性が低下している
- 対人関係で強く消耗する
- 波が激しい
こういう状態だと、「とにかく一般就労」が逆効果になることもある。
自分も、無理して悪化した経験が何度もある。
だから今は、「どこで働くか」より、「続けられるか」のほうが重要だと思っている。
A型の現実|キレイ事だけではない
ここは正直に書きたい。
A型には厳しい現実もある。
給料は高くない
自分の場合も、月収はかなり限られていた。
ネットで見るような「自立して豊かに暮らせる」という感じではない。
だから、生活不安は普通にある。
合う・合わないがかなり大きい
事業所によって雰囲気が全然違う。
静かな場所もあれば、人間関係が重い場所もある。
仕事内容もかなり差がある。
ここは実際に見ないと分からない。
「ここにずっといていいのか」という不安は出る
これはかなり多くの人が感じていると思う。
自分も、「このままで大丈夫なのか」という焦りは何度もあった。
特に、年齢を重ねると不安は強くなる。
それでも、「壊れ続けるよりはマシ」だった
自分の場合、一番危なかったのは、「無理して普通を目指していた時期」だった。
フルタイム。
通勤。
人間関係。
長時間労働。
これを続けると、どこかで崩れていた。
A型に行ったことで、急に人生逆転したわけではない。
でも、“完全に壊れる流れ”はいったん止まった。
これはかなり大きかった。
世の中では、「成功」か「失敗」かで語られやすい。
でも実際には、“退場しない”こともかなり重要だと思う。
A型は「終わり」ではなく、「立て直し期間」かもしれない
今でも、不安はある。
将来も怖い。
収入の問題もある。
ただ、昔のように「普通に働けない=人生終了」とは思わなくなった。
A型は、人によっては、
- 生活リズムを戻す場所
- 社会との接点を維持する場所
- 回復期間
- 再挑戦までの中継地点
になることもある。
もちろん、合わない人もいる。
でも、「A型=人生終了」と決めつけるのは、かなり乱暴だと思う。
実際に利用してみて、自分はそう感じた。


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