障害者になってわかった「疲れやすさ」の正体|怠けではなく消耗だった

障害×仕事×お金×生存

障害を抱えてから、不思議に思っていたことがあります。

なぜこんなに疲れるのだろう。

特別な運動をしたわけではない。

長時間働いたわけでもない。

それなのに、何もできなくなる日がある。

以前の私は、そんな自分を怠けていると思っていました。

しかし長年生活していて、少し考え方が変わりました。

今回は障害者の「疲れやすさ」について、実体験を交えながら書いてみます。

頑張っていないのに疲れる

病気になる前は、

疲れる=頑張った結果

だと思っていました。

だから何もしていないのに疲れる自分が理解できませんでした。

しかし実際には、

通院する。

人と話す。

買い物へ行く。

役所の手続きをする。

こうしたことでも大きく消耗する場合があります。

以前なら普通にできていたことが、今は大きな負担になることもあります。

見えない負荷は周囲に伝わりにくい

障害者の疲労は、外から見えにくいことがあります。

足を骨折していれば周囲も理解しやすいでしょう。

しかし精神疾患の場合は違います。

見た目は普通に見える。

会話もできる。

だから、

「元気そうだね」

と言われることがあります。

実際にはかなり疲れていても、周囲には伝わりにくいのです。

疲れを無視すると後で反動が来る

私は以前、

「これくらい大丈夫だろう」

と思って無理をしていました。

しかしその結果、翌日に動けなくなったり、数日間調子を崩したりすることがありました。

精神疾患では、疲労が後から出ることもあります。

そのため、

疲れたら休む

ではなく、

疲れ切る前に休む

ことが重要だと感じています。

体力よりも回復力が問題だった

若い頃の私は、

「体力をつければ解決する」

と思っていました。

もちろん運動は大切です。

しかし今振り返ると、問題は体力だけではありませんでした。

疲れた後の回復に時間がかかるのです。

健常だった頃は一晩寝れば回復していました。

しかし現在はそう簡単ではありません。

だからこそ、自分の消耗を管理することが重要になります。

障害者の生存戦略は『余力を残す』こと

以前の私は、毎日100%頑張ろうとしていました。

しかし今は違います。

できれば70%くらいで終える。

少し余力を残す。

その方が翌日も動きやすくなります。

仕事も。

家事も。

副業も。

全部全力でやる必要はありません。

長く続ける方が大切です。

まとめ|疲れやすさを前提に生きる

障害を抱えていると、

「なぜ自分だけこんなに疲れるのか」

と思うことがあります。

私もそうでした。

しかし今は、疲れやすいことを前提に生活を組み立てています。

無理をしない。

余力を残す。

休む時間を確保する。

そうした工夫によって以前より安定して生活できるようになりました。

障害者の生存戦略は、限界まで頑張ることではありません。

自分の消耗を理解しながら、長く続けられるペースを見つけることなのだと思います。

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