昔の自分は、とにかく「ちゃんとしなきゃ」と思っていた。
ちゃんと働く。
ちゃんと朝起きる。
ちゃんと人と話す。
ちゃんとした社会人になる。
たぶん、周りがみんなそうだったからだと思う。
大学時代の友人たちは、卒業後に一流企業へ進んでいった。
名前を聞けば誰でも知っている会社。
安定した給料。
ちゃんとしたキャリア。
SNSには、スーツ姿や海外出張の写真が並んでいた。
それを見るたびに、
「自分もああならなきゃいけない」
と思っていた。
でも、自分は途中で止まってしまった
社会に出てから、何度も調子を崩した。
うつで動けなくなって、回復して、また崩れて。
気合いで戻ろうとしても、長く続かなかった。
最初は、「甘えてるだけだ」と思っていた。
でも、無理を続けるほど、頭も心も動かなくなっていった。
周りは前に進んでいくのに、自分だけ取り残されていく感覚があった。
「普通」を目指すほど苦しくなった
苦しかったのは、自分の現実と、“理想の普通”との差だった。
本当はもう限界なのに、
- もっと頑張れ
- もっと働け
- もっと普通になれ
と、自分で自分を追い込んでいた。
でも今思う。
たぶん、自分に必要だったのは、
「普通になる努力」
じゃなくて、
「壊れない形を探すこと」
だった。
A型で働いて、少し考え方が変わった
今は就労継続支援A型を経て、生活を立て直そうとしている途中だ。
月9万円。
世間的に見れば、全然成功ではないと思う。
同級生たちとは、かなり差がついた。
でも、不思議と昔より少し落ち着いている。
たぶん、
「無理に別人になろうとする」
のをやめ始めたからだと思う。
小さくても、自分の人生を作り直したい
最近は、ブログを書いている。
大成功を狙っているというより、
「自分でも続けられる働き方があるのか」
を探している感覚に近い。
昔は、
- 一流企業
- 高年収
- 安定
- 世間体
みたいなものばかり見ていた。
でも今は、
「明日も壊れずに動けるか」
の方が大事になった。
遠回りかもしれない。
でも、自分にはたぶんこのペースしかなかったんだと思う。
ちゃんとできない人にも、居場所は必要だと思う
世の中には、
普通の働き方にうまく適応できる人もいる。
でも、その形に無理やり合わせると壊れてしまう人もいる。
自分は後者だった。
もし今、
「ちゃんとしなきゃ」
で苦しくなっている人がいるなら、
まずは、
「今の自分でも続けられる形」
を探してみてもいいと思う。
人生は、一気には変わらない。
でも、自分を壊さない方向に進み始めると、少しだけ呼吸がしやすくなることがある。


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