病気や障害を抱えていると、「働けなかったらどうしよう」という不安がついて回ります。
私自身、うつ病や統合失調症を経験し、思うように働けない時期が長くありました。
特に苦しかったのは、働いていない現実そのものよりも、「将来どうなるのか分からない」という不安でした。
今回は、障害者が抱えやすい「働けない不安」とどう向き合えばいいのかについて、実体験を交えながら考えてみます。
障害者が働けない不安を抱えやすい理由
障害者が不安を感じるのは自然なことです。
働くことは収入だけでなく、生活そのものに直結しているからです。
収入が途絶えることへの恐怖
仕事ができなくなれば収入が減ります。
貯金が少ない場合は特に不安が大きくなります。
私も体調を崩した時期は、
「この先どうやって生活するのだろう」
と考えることが何度もありました。
周囲との比較
同年代の人が働いている姿を見ると焦ることがあります。
昇進した。
転職した。
家を買った。
そんな話を聞くと、自分だけ取り残されたような気持ちになることがあります。
しかし比較によって状況が改善することはほとんどありません。
むしろ不安が強くなることの方が多いと感じています。
働けない期間があることは珍しくない
精神疾患を抱えていると、長期間働けないことがあります。
しかしそれは決して珍しいことではありません。
回復には時間が必要な場合もある
骨折ならギプスを見れば周囲も理解しやすいでしょう。
しかし精神疾患は外から見えません。
そのため、
「早く働かなければ」
と思いがちです。
しかし実際には回復まで数年単位かかることもあります。
私自身も短期間で元に戻ることはできませんでした。
働けない=人生終了ではない
働けない期間が長くなると、
「もう終わりだ」
と思ってしまうことがあります。
しかし現実にはそう単純ではありません。
働き方にはさまざまな形があります。
フルタイムだけが選択肢ではありません。
就労継続支援A型や障害者雇用など、自分に合った働き方を探すこともできます。
不安を減らすためにできること
不安をゼロにすることは難しいですが、減らすことは可能です。
今日できることに集中する
将来を考えすぎると動けなくなります。
5年後や10年後は予測できません。
だからこそ、
「今日できること」
に意識を向ける方が現実的です。
求人を見る。
本を読む。
ブログを書く。
散歩をする。
小さな行動でも積み重ねになります。
情報収集だけでも前進
体調が悪くて働けない時期もあります。
そんな時は無理に動く必要はありません。
制度を調べる。
働き方を調べる。
障害者向けサービスを調べる。
それだけでも将来の選択肢は増えます。
私が感じたこと
長い闘病生活の中で感じたのは、不安は考えるほど大きくなるということです。
実際に何か問題が起きているわけではなくても、
「もしこうなったら」
を繰り返してしまう。
そして疲れてしまう。
だから最近は、
「今できることだけやる」
という考え方を意識しています。
ブログもその一つです。
大きな成果はまだありません。
それでも何もしないよりは前に進んでいると思っています。
まとめ
障害者が働けない不安を抱えるのは自然なことです。
収入や将来への心配がある以上、不安が完全になくなることはありません。
しかし、
働けない期間があることは珍しくない。
働き方にはさまざまな選択肢がある。
今日できることを積み重ねればよい。
そう考えるだけでも気持ちは少し変わります。
不安をなくすことよりも、不安を抱えながら前に進むこと。
それが障害者の現実的な生存戦略なのかもしれません。


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