働けなくなってしばらくは、「収入」ばかり気にしていた。
もちろん、お金は大事だ。
実際、自分も月9万円前後の生活で、不安が消えたことはない。
でも、就労継続支援A型に通って初めて、「人間は収入だけで削られるわけじゃない」と感じた。
今回は、「A型 居場所」「就労継続支援A型 孤独」といった検索ニーズも踏まえながら、実際に感じたことを書いてみたい。
一番危なかったのは「誰とも関わらなくなった時期」
メンタルを崩して働けなくなると、生活がかなり狭くなる。
自分の場合も、
- 家から出ない
- 昼夜逆転
- 人と話さない
- 予定がない
こういう時期が長かった。
最初はラクだった。
でも、時間が経つほど、どんどん感覚がおかしくなっていく。
曜日感覚が消える。
社会から切り離された感じが強くなる。
「このまま戻れなくなるんじゃないか」という不安も出てきた。
ここは、実際に長期間孤立した人じゃないと分かりにくい部分だと思う。
A型は「夢の職場」ではなかった
正直に言うと、A型に対して最初から前向きだったわけではない。
むしろ、
- 「ここに行ったら終わりでは?」
- 「普通の人生から外れたのでは?」
- 「周囲にどう見られるんだろう」
そんな気持ちのほうが強かった。
実際、仕事内容も地味だし、給料も高くない。
人間関係のストレスもゼロではない。
だから、「理想的な環境」というわけではなかった。
でも、それでも意味はあった。
「行く場所がある」だけで生活が変わった
A型に通い始めて、一番変わったのは、“生活に区切りが戻った”ことだった。
例えば、
- 朝起きる理由ができる
- 外に出る
- 人と最低限話す
- 作業をする
- 疲れて帰る
これだけでも、家に閉じこもっていた時期とはかなり違った。
特に、自分は「完全孤立」が長引くほど危険になるタイプだった。
だから、「行く場所がある」というのは、想像以上に大きかった。
検索では「A型 意味ない」という意見も見かける。
でも少なくとも自分にとっては、“社会との接点を完全に失わない場所”ではあった。
「働く能力」より「孤立しない」が先だった
昔の自分は、「ちゃんと働けるか」ばかり考えていた。
でも実際には、その前段階として、
- 外に出られるか
- 人と関われるか
- 生活リズムを保てるか
こっちのほうが重要だった。
メンタルが崩れている時って、「フルタイム勤務」以前の問題になることがある。
なのに、自分はそこを飛ばして、「早く普通に戻らなきゃ」と焦っていた。
だから悪化した。
A型には「似た空気の人」がいた
これはかなり大きかった。
A型には、
- 社会で消耗した人
- 長く働けなかった人
- 人間関係で壊れた人
- メンタル不調を抱えている人
が普通にいる。
もちろん、環境によって違いはある。
ただ、「自分だけがおかしいわけじゃなかった」と感じられたのは大きかった。
社会では、どうしても「普通に働ける人」が基準になる。
そこから外れると、自分を責めやすい。
でも実際には、“無理な環境で壊れた人”はかなりいる。
A型では、それが少し見えやすかった。
「成長」より「維持」が必要な時期もある
ネットでは、
- 成功
- 成長
- キャリアアップ
みたいな話が強い。
でも、メンタルを崩した後は、まず「維持」が必要な時期もある。
自分の場合も、
- 悪化しない
- 引きこもり切らない
- 完全孤立しない
- 少しでも生活を保つ
この段階がかなり重要だった。
昔は、「そんな低い目標じゃダメだ」と思っていた。
でも実際には、“完全に崩れない”だけでもかなり大変だった。
「居場所」は思ったより重要だった
若い頃は、「居場所」という言葉があまり好きではなかった。
甘えている感じがしたからだ。
でも実際に孤立してみると、人間は“どこにも属していない感覚”でかなり削られる。
A型は、収入面だけ見れば厳しい部分もある。
将来不安もある。
ただ、自分にとっては、
- 社会と完全に切れない
- 少しだけ生活を戻せる
- 人と最低限関われる
そういう意味があった。
「働く場所」というより、“社会との接続を維持する場所”だったのかもしれない。
少なくとも、自分にはそういう側面があった。


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