障害者雇用を調べ始めたとき、自分はすぐ応募できませんでした。
理由は単純で、
「無理では?」
と思ったからです。
高学歴でも関係ない。
昔できたことも関係ない。
長いブランク、病気、体力低下、睡眠問題。
現実を見るほど、自信はなくなっていきました。
検索すると「障害者雇用は働きやすい」「配慮がある」と出てきます。
もちろんそれは事実だと思います。
でも実際には、応募する前の段階で止まってしまう人もいます。
今回は、障害者雇用が怖かった理由と、今考えていることを書きます。
障害者雇用が怖かった理由① 「空白期間」が長すぎた
自分には長い療養期間があります。
うつ状態が長く続き、その後、統合失調症と診断されました。
気づけば20年近く経っていました。
検索すると、
「ブランクは説明できれば大丈夫」
と書かれています。
でも当事者視点だと、
「20年って説明で済むの?」
となります。
普通の転職なら数か月~数年の空白でも気にする人は多い。
それが長期になると、不安はさらに強くなります。
障害者雇用が怖かった理由② フルタイム前提に見えた
求人を見ると、
週5日
フルタイム
8時間勤務
こういう募集が多く見えました。
ただ、自分は睡眠が安定していません。
朝起きられない時期もありました。
20時間近く寝てしまうこともありました。
そういう状態だと、
「働く以前の問題では?」
と思ってしまいます。
実際、病気と働くことは、気合いだけでは解決しません。
体調管理も仕事の一部になります。
障害者雇用が怖かった理由③ 過去の成功体験が逆に苦しかった
自分は大学を卒業しています。
でも今は就労継続支援を利用し、月収9万円の時期もありました。
この落差がかなりきつかったです。
「昔はできた」
があると、今の自分を受け入れにくくなります。
でも最近は少し考え方が変わりました。
昔の自分に戻るゲームではない。
今の条件で戦い直すゲームなんだ、と。
障害者雇用を調べて見えた現実
調べるうちに思ったのは、
最初から正社員一本に絞らなくてもいい
ということでした。
例えば、
短時間勤務から始める
いきなりフルタイムではなく、短時間勤務を探す。
体力確認にもなります。
就労移行支援を使う
生活リズム作り、職業訓練、就職支援などがあります。
睡眠や通所の練習期間として使う人もいます。
在宅系スキルを試す
ブログ、Web、ライティングなど。
収益化は簡単ではありませんが、外出困難な人には相性がいい場合があります。
「働けるか」より「退場しない」を優先した
昔の自分なら、
無理してでも行く
を選んでいたと思います。
でも長期不調を経験して変わりました。
無理して壊れると、回復に年単位かかることがあります。
だから最近は、
退場しないこと
を優先しています。
少し休む。
少し勉強する。
少し書く。
進み方が遅くても、続いていればゼロではない。
そう考えるようになりました。
障害者雇用に応募できない人へ
応募できないと、自分を責めがちです。
でも実際には、
体調
睡眠
生活リズム
不安
いろいろ重なっています。
自分もすぐには動けませんでした。
今も試行錯誤中です。
ただ、一つ思うのは、
怖いと思っている時点で真面目に考えている
ということです。
だから焦って無理な戦い方をしなくてもいい。
準備期間も前進の一部だと思っています。


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