就労継続支援A型を離れるとき、多くの人が不安になると思います。
自分もそうでした。
「次を決めてから辞めるべき」
「収入がなくなったら終わる」
「履歴書に傷がつく」
そういう言葉は山ほど見ました。
でも現実は少し違いました。
自分の場合、A型で働いていたものの、体調や睡眠の問題もあり、結果的に離れることになりました。月収は約9万円。決して余裕がある状況ではありません。
それでも今振り返ると、「辞めたこと」自体よりも、「辞めたあと何もしない状態」が一番危険だったと思っています。
今回は、A型を離れたあとに見えた現実について書きます。
就労継続支援A型を辞めると不安になる理由
A型を辞めると、多くの人は収入以上のものを失います。
たとえば、
・通う場所
・人との接点
・生活リズム
・社会参加している感覚
このあたりです。
収入だけなら月9万円でも、生活の土台としては意外と大きかったりします。
自分も辞めた直後は、「これからどうするんだろう」とかなり不安でした。
ただ、今思うのは、無理して続けて壊れるより、一度離れて立て直す選択もありだったということです。
「次を決めてから辞めろ」は正しい。でも現実は難しい
ネットを見ると、
「転職先を決めてから辞めましょう」
というアドバイスが多いです。
もちろん理想論としては正しいと思います。
ただ、障害や体調問題を抱えていると、それができないこともあります。
睡眠が崩れている。
朝起きられない。
通所だけで限界。
こういう状態で転職活動まで同時進行はかなり厳しいです。
自分も長年メンタル不調があり、「正攻法」が通用しない場面を何度も経験しました。
だから最近は、
「退場しないこと」
を優先して考えるようになりました。
A型を辞めたあとに実際やったこと
1. 無理に再就職を急がなかった
焦ると視野が狭くなります。
「早く働かなきゃ」
になると、自分に合わない場所へ飛び込んでしまいやすいです。
自分の場合は、まず休みました。
これは逃げではなく、再建でした。
2. ブログを続けた
収益はすぐ出ません。
正直かなり厳しいです。
でも、自分の経験を書ける場所があるのは大きかったです。
A型で見えたこと。
月9万円の現実。
障害と仕事。
制度。
こういう一次情報は意外と少ないです。
検索すると制度説明は多いですが、「実際どうだったか」は少ない。
だから経験自体に価値があると感じています。
3. 次の選択肢を調べ始めた
たとえば、
・就労移行支援
・IT学習
・在宅ワーク
・ブログ副業
・障害者雇用
最初から正解を決めなくてもいいと思います。
調べるだけでも前進です。
「働けない=終わり」ではなかった
ドロップアウトして、長いうつ状態を経て、統合失調症の診断も受けました。
正直、かなり遠回りしています。
でも最近思うのは、
人生は一直線じゃない
ということです。
止まる時期。
回復する時期。
方向転換する時期。
全部ある。
ネットでは成功例ばかり見えます。
でも現実には、遠回りしながら生きている人もかなり多いと思います。
A型を辞めた人へ伝えたいこと
辞めた直後は不安になります。
自分もそうでした。
ただ、辞めたことだけで人生が終わるわけではありません。
むしろ、
無理な戦い方をやめる
という意味では、再スタートになることもあります。
大事なのは、
次の正解をすぐ見つけることではなく、退場しないこと。
少し休む。
調べる。
小さく動く。
それだけでも十分前進だと思っています。


コメント