障害者が「節約しすぎて動けなくなる」問題。お金を守ろうとして生活が止まった話

障害×仕事×お金×生存

収入が少なくなると、節約を考える。

自分もそうだった。

就労継続支援A型を利用していた時、月収は約9万円。

余裕はなかった。

だから節約した。

飲み物を減らす。

外食を減らす。

買い物を減らす。

できるだけお金を使わない。

最初は正解だと思っていた。

でも途中で気づいた。

節約しすぎると生活が止まる。

今回は、その話を書いてみたい。

節約術ではなく、障害当事者として感じた現実の話になる。

お金を使わないほど安心するようになっていた

収入が少ないと、支出が怖くなる。

自分もそうだった。

100円でも迷う。

買う理由より、買わない理由を探す。

その方が安心する。

残高が減らないから。

将来が不安だった。

働けるか分からない。

体調も安定しない。

だから余計に使えなかった。

でも問題もあった。

節約しすぎると外へ出なくなる

最初に減ったのは外出だった。

お金がかかるから。

交通費。

食費。

細かい出費。

全部気になる。

すると家にいる時間が増える。

でも自分の場合、それが逆効果だった。

外へ出ない。

生活リズムが崩れる。

考え込みやすくなる。

さらに動けなくなる。

節約しているはずなのに、生活全体は悪化していた。

障害者手帳の制度は「節約」ではなく「行動コスト削減」だった

後から気づいた。

障害者手帳でバス代の負担が軽くなった時、自分は少し外へ出やすくなっていた。

これは大きかった。

節約というより、行動コストが下がった感覚だった。

通院。

買い物。

気分転換。

全部ゼロにはできない。

むしろ必要だった。

制度はお金を浮かせるだけじゃなく、生活を止めない役割もあると思った。

節約より固定費の方が効いた

昔の自分は細かい支出ばかり見ていた。

でも後から考えると、固定費の方が大きかった。

通信費。

サブスク。

毎月出るお金。

自分は外では楽天モバイル、家ではWi-Fi中心にしている。

こういう見直しの方が、精神的には楽だった。

毎回我慢しなくていいから。

障害者の節約は「生存率を上げる」方向がいいかもしれない

以前は節約=削るだった。

でも今は少し違う。

外へ出る。

通院する。

生活を回す。

そこは残す。

削るだけだと苦しくなる。

特に体調が不安定な時は、節約が孤立につながることもある。

自分は実際そうだった。

だから今は、お金を守るだけじゃなく、生活も守る方向へ考え方が変わった。

月収9万円の現実は簡単ではない。

でも節約しすぎて止まるよりは、少し動ける方がよかった。

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